部下を変える VS 自分自身を変える

こんにちは。

協創マネジメントパートナーの古厩です。

 

現場のマネジメントを行っている際に

 

「○○君とは、なんか合わないし、指示したことを

 ちゃんと行わない」

 

「○○さんは、指導をするといつも否定的な態度を取る」

 

 

ということはありませんか?

 

これは自分のコミュニケーションスタイルと

部下のコミュニケーションスタイル

の違いが原因で起きている可能性があります。

 

人は意識しないと

自分が得意なコミュニケーションスタイル

を取りがちになります。

 

しかし部下のコミュニケーションスタイルが

上司であるあなたと同じとは限りません。

 

そうなると

相手(部下)は上司であるあなたの言っていることを

肯定的に受け取りづらくなることが起きます。

 

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では、上司はどうする必要があるでしょうか?

 

当り前のことですが

部下がコミュニケーションスタイルを変えることを期待することは

時間がかかりすぎますし、本当に変わるか分かりません。

 

そのため

意識して自分のコミュニケーションスタイルを

変えることの方が近道です。

とはいえ、完全に変えることには相当な時間と

忍耐が必要となります。

 

必要なのは

自分と相手(部下)のスタイルの違いを認識し、

自分のコミュニケーションスタイルを相手に合わせて

微調整することでより効果的に部下指導をすることが出来るようになります。

 

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自分と相手(部下)のコミュニケーションスタイルに着目して

相手に働きかけていく方法を考える際に、有効なツールとして

DiSC®というものがあります。

 

よくタイプ分析と勘違いされませすが

単純にタイプ分けをするものではなく

そして、どのタイプが優れているというものでは

ないということをまずは認識しておいてください。

 

DiSC®は

横軸に仕事志向と人志向

縦軸に主張すると受け入れる

にとったマトリクスで4つのスタイルに大別されます。

人それぞれにどの特徴が強く出るか変わります。

そして強く出る特徴が一つとは限りません。

 

 

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それぞれのスタイルでは強みと弱みがあり

互いに優劣はありません。

 

このDiSC®の考え方を活用して

まず、自分の普段の行動・言動を振り返ってみて

どのスタイルの特徴がより強く出る傾向があるかを

認識することが重要です。

 

 

ちなみに私は

D:主張とS:安定が強く出る傾向が高いです。

 

 

次に

普段の部下の行動・言動をよく観察したうえで

どのスタイルの特徴がより強く出ているかを考えます。

ポイントは、おそらくこのスタイルが強いのではないかと

仮説立てをおこない、そのスタイル合わせたコミュニケーションを

取ってみる。そのうえで部下の反応をみて合っているか、違っているか

を確認していく事が重要です。

 

このように自分自身のコミュニケーションスタイルを

微調整することで、部下の行動を引きだしやすくなります。

 

まずは、自分自身のスタイルを見極めるところから

はじめてみませんか?

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