今年の新卒社員が配属されて、すでに3ヶ月程度立っている頃かと思います。
そんな新卒社員を見ていると日々成長して行っているのが羨ましくもあります。
では中堅からベテランになった社会人はもう成長できないのでしょうか?
実はそのようなことは全くありません。
日々の業務のなかでも、ちょっと意識するだけで成長は加速できます。
今回紹介したいのが経験学習モデルと呼ばれるものです。
どのようなモデル化というと
経験:具体的な経験をする
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省察・内省:何が起こったかを多様な視点で振り返る
↓
概念化・一般化:他でも応用できるように概念化する
↓
試行:新しい場面で実際に試してみる
と言うものです。
このサイクルを意識して回すことで成長を加速させるというモデルです。
車の免許を取るときや、スポーツのトレーニングをするときにもこのプロセスを踏んでいるので、みなさんにも経験があり、実感していることではないでしょうか。
職場でのOJTでも、このサイクルを後輩と一緒に回していくように設計をしている方もいらっしゃるのではないかと思います。
この4つのステップの中で省察し、概念化することが、日々の業務の忙しさに
かまけて抜けてしまいがちですが、ほんのちょっとの時間で良いので
今経験したが事が、なぜ上手く言ったのか、もしくはなぜうまく行かなかったのか
次回同じような状況になったときにどうすればより良い成果を得られるか
考えるだけで成長につながります。
ぜひ経験学習モデルを日々の業務の中で回してみてください。
きっと自身の成長の加速を実感できるはずです。