こんにちは。
協創マネジメントパートナーの古厩です。
コロナ禍の影響から脱出すべく
様々な打ち手を考え、実行に移されている
事かと思います。
今回のような経済環境が激変する中で
変化に対応できる組織と
変化に対応しきれない組織に
はっきりと分かれるように思います。
これまで営業組織力強化のコンサルタントとして
様々企業や部門の支援を行ってきましたが
共通する特徴があります。
特徴1:素早く行動に移す
変化に対応するために、
- 現状を把握し
- 対策の方向性を決め
- 具体的なアクションプランを作成し
- 実行に移す
- 実行結果を検証し、方向性・アクションプランをブラッシュアップする
ことが必要になります。
変化に対応できる組織において
この一連の流れを行うスピードが
圧倒的に早いことが特徴です。
このスピードの速さの背景には
脱★完璧主義
という考え方があるように思います。
完璧を求めると
現状を把握するには、
この情報が必要だ
あの情報も必要だ
情報を得るためには、○○を行う必要がある
となってしまいます。
また、
アクションプランを作成するさいにも
セールスツールを作り直す必要がある
セールスツールを使いこなすためのセールストークを見直す必要がある
顧客にしっかりとプレゼンテーション出来るようにトレーニング必要だ
などとなってしまい、
顧客に対して実行に移すまでに
時間と労力をかけすぎてしまいます。
逆に
脱★完璧主義
という考えをしている場合は
大体の方向性が見えたら
セールスツールやセールストークがまだ未完成だったとしても
まずは、顧客に接触し、話をしてみることで
顧客の反応を確認することを優先します。
そして、
顧客の反応を持ち寄り、
方向性や具体策をブラッシュアップしていきます。
この一連の流れを素早く回すことで
結果、
優れた方向性が見つかり
有効な具体策が創り上げられていきます。
これは全て
脱★完璧主義をもとにした
素早い行動を行動をとった結果と言えます。
特徴2:意見を自由に言える雰囲気
素早い行動を取って、ブラッシュアップをしていくうえで
重要なことがあります。
それが特徴2:意見を自由に言える雰囲気になります。
素早く行動し、顧客の反応という情報を
いろいろ集めてきますがその反応の中には、
当初イメージしていたものと全くちがうことや
否定的な反応
など
上司にはなかなか言いづらいことでも
報告・共有をする必要が出て来ます。
しかし
意見を自由に行ける雰囲気が作れていない場合
これらのネガティブな情報を吸い上げることが
出来なくなり、方針や具体策をブラッシュアップする
機会が失われてしまいます。
ぜひ、自身の会社や組織が
特徴1:素早く行動に移す
特徴2:意見を自由に言える雰囲気
を持っているか、確認されてみることを
おすすめします。