こんにちは。
協創マネジメントパートナーの古厩です。
本日は、昨日のブログの
年末・年度末の資金繰りの準備は万全ですか?
の続きになります。
今年の4月から6月にかけて行われたコロナ関連融資は
公庫を含めたどの金融機関も「スピード重視」のため、
審査が大甘になっていました。
(一部の金融機関では保証協会の保証もつくため
シェア拡大、取引先拡大の機会と捉え積極的に
営業活動を行っていました。)
当時は申請件数に対して、
融資の審査を行う担当者の数が圧倒的に少なかったため、
審査の厳密さよりも、処理のスピードが重視され
本来求める資料の質もとりあえず資料がそろっていれば
良しとする傾向がありました。
そのため、通常なら到底借りることができなかったような
中小企業も、このタイミングで借りることができました。
ここまでは、
先日のブログでも記載した内容です。
https://ksf-consul.com/2020/11/14/blog/110shikinguri/
そして、北海道でも飲食店の時短の話が出てきているように
第3波が拡大してきている状況では
コロナ融資で得た資金を使い果たしてしまい
追加融資(コロナ融資)を申し込む必要性が出てきています。
ここで問題となるのは
審査が各段に厳しくなることが想定されることです。
いわば通常の融資審査を行われるようになるということです。
金融機関は、
この融資を実行したとして、この企業は済することが出来るのか
ということを常に考えています。
この疑問・懸念に対して借り手側の企業としては
しっかりと答える必要があります。
その為に必要となるのが決算書です。
そして、それ以外にも金融機関より
いろいろな資料の提出を求められることになります。
いろいろな資料とは何かというと
- 予想損益計算書
- 資金繰り表
- 見積書
- 契約書
などがあります。
さらに、決算書などの資料以外にも
将来性を評価するための資料が必要です。
たとえば
- 現在取り組んでいる経営革新
- 新商品・サービスの開発状況や想定される評判
- 新規取引先の開拓状況と今後の施策
- 人材開発スケジュール
などがあります。
これらを用意するのは
それなりに時間と労力が必要となりますが
追加融資を得るためには、あらかじめ用意する必要があります。
もし、自社で用意することに不安があるようでしたら
弊社のキャッシュフローコーチサービスのご利用を検討ください。
このサービスのなかでは
予想損益の計算
資金繰り
を1シートマネープランで「見える化」することが出来ます。
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https://ksf-consul.com/contactus/
からお問い合わせください。