ビジョンは重要だ。当社にも必要だ!
と思い作ったビジョン、会社全体に、社員一人ひとりに
浸透していますか?
これまで、いろいろな会社の経営者の方にお会いして
伺っていると、
「ビジョンはありますよ。額縁にいれて社員全員に見えるようにしています」
「クレドにして一人ひとりに持たせています」
などなど様々な努力を行われているようです。
そこで
「ビジョンを経営や業務に活かせていますか?」
とお聞きすると、
「うーん、そこまでは・・・・、どうなんですかね」
「飾ってあるだけかもしれません」
といった反応が返ってくることが多いです。
社長の重要な言葉である「ビジョン」が経営や業務に活かせず
社員に浸透しないのは何故なのでしょうか?
これは各社、各経営者ごとに理由は違うとおもいますが
大きく分けて3つの視点で考えると、浸透しない理由が見えてきます。
視点1:ビジョンを作るフェーズに課題がある
視点2:ビジョンを社員に語るフェーズに課題がある
視点3:ビジョンを実行に移すフェースに課題がある
*この視点1~3に関しては、次回以降に詳しくお伝えできればと思います。
そして、ビジョンの浸透の大前提となる
「組織における信頼関係」
は問題はないでしょうか?
組織における信頼関係とは、仕事の場において
安心してものが言えて、聞くことができる関係です。
この組織における信頼関係があれば
・分からないことがあっても、すぐに聞ける
・そのやり方がおかしいと思ったら、すぐにものが言える
ようになります。
その様なことで
ビジョン実現に向けたアイディアの提案や問題解決の提案
などが増えてきます。
まずは、自社の「組織における信頼関係」から
点検をするところからスタートしてみませんか?