新人のモチベーションが揺らぎ始める時期

新人が現場に配属されて早いところでは半年近くになってきている頃かと思います。

 

新人の方はモチベーションを保ったまま、順調に育ってきているでしょうか?

 

近年の新人はプレゼンテーション能力や論理的思考などは大学の授業やリクルート対策で身につけている事が多く、私が新人のころ(20年以上前になりますが)に比べて格段に優秀になっていると感じます。

 

フォローアップ研修の場などで拝見していると、そのような新人が現場に配属され半年位たってくると、現実と理想のギャップに気づきモチベーションが保てなくなってくる方も多いように見受けられます。

 

また、現場の管理職の方や育成の担当者の方にはご苦労されていることも多いかと思います。

 

そのようなときには再度新人としっかりと時間を取ってコミュニケーションを取っていただければと思います。

 

コミュニケーションを取る内容は

  • 現場に配属されてから今までにどのようなことを学んできたか、またどのような点で成長したと考えているかを聞いてあげる
  • 現在、困っていることや悩みはないか聞いてあげる
  • 現在の仕事の意義(業務の全体像の中でどのような位置づけになっているか)を質問をすることで再度考えさせる
  • 入社後1年たった時点(来年の3月末)までに、どのような企業人になっていたいかを質問を通して考えさせる
上記の4つになります。
このコミュニケーションをする時のポイントは、
  • これまでどれだけ成長出来ているかを実感させること
  • 入社後1年たった時点のあるべき姿を考えさせることで今後の成長意欲を高める
ことになります。
上記のようなコミュニケーションを丁寧に行うと、管理職の方や育成の担当者の方の業務時間を取られることになりますが、長い目で見ると新人が成長することで、現場の生産性が上がることになります。
面倒がらずに一度新人と向き合う時間を取ることをおすすめします。
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