前回のワクワクビジョンで会社の目指す方向を全社で共有するの
ドリルを考えてみたでしょうか?
今回は良く質問受けることについていくつか紹介をしておきます。
Q1.ビジョンを考えるための手順がいまいちイメージがつかない
A1.ビジョンが考える手順は
①あるべき姿をイメージ図として想像する(できれば絵にすると良い)
②創造したイメージを言語化する(できれば象徴的な数字や物、お客様の声などを入れる)
③言語化したビジョンを第三者に見てもらい、率直な感想、意見をもらい修正する
で考えてみてください。
Q2.どうしても自分よがりのビジョンになってしまい、社員がワクワクするものにすることができない
A2. 自分自身が本気で実現したいと思えるビジョンを作ることが大前提です。
そのうえで、社員一人ひとりが会社の仕事を通して何を実現したいと思っているかを把握することが重要です。
そのためには日ごろから社員一人ひとりの発言や行動を良く観察し、
どのようなこだわりを持って仕事に取り組んでいるかを知る努力が必要です。
また、時には雑談ベースで3つのしごと
(志事:将来目指したいと考えていること)
(私事:プライベートの現状と将来像)
(仕事:業務での困りごと・悩みや今後お客様に対して行ってみたいこと)
を聴くことで一人ひとりの思いを知ることが重要です。
そうすることで社員が何を目指しているかが見てくるのでそれを自身のビジョンと
融合させてみてください。
Q3.ビジョンがなかなか浸透しない
A3. まず自身のありたい姿を明確にする必要がります。そのうえでそのありたい姿の中に社員を含める必要があります。
ある会社の取り組みを一つをあげると
今後一気にサービスを拡大していきたいと考えている社長さんがいました。
これから会社は大きくなり様々な役割が増えていく、そしてその役割にはやりたい方が自ら手を
あげて役割を担っているというビジョンを持っていました。
これを全社員に共有したいと考え未来組織図を作成されいました。
その未来組織図には今いる社員が将来こんな役割を担いたいと思えるところに社員自ら
がプロフィール社員と役割を担っている際の気分を書き込ませるようにしていました。
また、こんな役割を担ってみたいと自由に書き込みをさせるようにしていました。
これ取り組をしたことで、一人ひとりが会社にとって役に立てるという実感を持たせることが出来た
こととともに、目指したいことが明確になり社員それぞれが果たしたい役割に向けて動くようになっ
ていきました。
上記の取り組みを協創経営実現パートナーとして支援させていただきましたが、
社長が徐々に考えを整理されていき、実行に移され、成果が出始めた際の
社長の表情の変化を見れたことはコーチとしてうれしい瞬間でした。
一人で検討し、実施していくことが大変だと感じるようでしたら、
「協創経営」実践サポートを行っていますので、お気軽にお問い合わせください。