コーチングを行うことで自立した部下を育成する

部下育成においてティーチングとコーチングの使い分けが大事であると言われています。

 

特に自律したした部下を育成するためにはコーチングが重要となります。

 

では、自立した部下を育成するためにどのようにコーチングを現場で行えば良いのでしょうか?

 

まず前提として、部下には自分で問題解決することが出来るだけの能力を備えていると信じることが必要です。

また、言うまでもないですが普段から部下の行動や様子を深く上司として観察している必要があります。

その上で以下のようなステップでコーチングを行うと部下は自ら考え、行動に移すことが出来るようになります。

 

  1. 面談の目的を簡潔に伝える
  2. 普段の部下の行動や出来ている事、成果などを褒める
  3. 部下の現在の仕事の進捗状況を確認する
  4. 進捗状況が目標に対してどの位置にいるかを確認する
  5. 目標と現状のギャップを部下に確認する
  6. ギャップに対して、なぜそのような状況になっているか質問を行う
  7. ギャップを埋めるための行動のアイディアを現実的か、非現実的かを問わず多く部下から多く引き出す
  8. 出てきたアイディアの中からどのアイディアが成果が上がり、かつ行動に移しやすいかを確認する
  9. アイディアの実行において、上司として支援出来ることを伝える。また、支援が必要かどうか確認する
  10. 5W1Hで行動項目を具体化して合意する
以上10ステップで部下に質問を行い、部下に考えさせ行動を具体化していくと必要があります。
上記10ステップでおよそ30分程度で行う事が出来ます。
ぜひ現場で実行してみてください。
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