部下が動かない3つの理由とは?

こんにちは。

協創マネジメントパートナーの古厩です。

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個人面談や会議で決まったことを

部下が行わない。動かない。

といったシーンに出くわすことはありませんか?

 

こういった場合

管理職、上司として何を行う必要があるでしょうか?

 

よくあるパターンとしては

先日のブログ:第89回「部下が言うことを聞かない」と嘆く前に

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「部下が言うことを聞かない」と嘆く前に こんにちは。 協創マネジメントパートナーの古厩です。   部下がなかなか言うことを聞いてくれない   ということがありませんか?   言うことを聞かない...

で説明したポジションパワーを頼りに

「なぜ、行わないのだ!?」

と問い詰めてしまうことがあります。

 

しかし、

これでは一時的に部下は動いたとしても

継続して動き続けることがないと思います。

 

また

動いたとしても、いやいや動くといったことが起き

求める成果を得ることは難しいのではないかと思います。

 

部下がすぐに動き出さない原因

 

部下が行わない、動かないのは何故でしょうか?

 

これを把握しないで、部下に対して指導を行おうとしても

効果的な指導を行うことはできません。

 

これまで私自身の支店長としての経験や

多くの企業で研修講師をしてきた経験から

見えてきた部下が行わない、動かない理由は

大きく分けて3つに分かれると考えます。

 

 

  1. やり方が分からない

  2. 実施することに対する不安、恐怖

  3. やることの意義を理解していない

 

これ以外にももちろん理由はありますが

多くはこの3つに集約されることが多いです。

 

 

やり方が分からない部下に対する指導

 

部下も行わなければならないことは

理解していることがほとんどです。

 

しかし、

具体的に何を、どのように、どれくらい

行うと良いのか理解出ておらず

いざ行動を起こしてみようと思っても

何から行えばよいのか分からないということが起きます。

 

これは

特に新人や若手社員に良く起きることです。

 

そうであるならば、

「質問してこい。」

と思うかもしれませんが、

「こんなことを聞いたら、怒られるのではないか」

「自分が知らないことを、知られるのは恥ずかしい」

などと

質問することを躊躇してしまし

結果、動くことが出来ないという状況が起きてしまいます。

 

部下の動きが鈍い場合は、やり方を理解できているか確認し、

もし、理解していないのであれば

やり方を細かく、具体的にまずは教える必要があります。

実施することに不安・恐怖がある部下への指導

 

やり方が分かっていても、

実は動きが鈍いことは良くあります。

 

その場合、よくあるケースとしては

 

「失敗したらどうしよう」

「以前、同じようなことをしたときに上手く以下なった

 今回も失敗するのではないか」

 

と感じていることがあります。

 

このような場合は、

管理職、上司であっても

 

「以前は上手くできなかったことがある 」

 

優秀な他の部下も

 

「色々と失敗をしてきているが、失敗から次に生かすための学びを得て

今は失敗をすることが少なくなった」

 

と、

失敗することはそれほど問題はない

行動して失敗しても、そこから学びを得ればよい

ということを理解させ、

まずは行動することが重要であると

伝えていく必要があります。

 

やることの意義を理解していない部下への指導

 

やることの意義を理解していない部下は

仕事の優先順位をつけられていないことが多いです。

 

そのため、指導を行うと

 

「ほかにやるべきことがあり、そちらを行っていたら時間が無くなった」

 

といったことを言う方が多いです。

 

この場合は

何故この行動をとる必要があるのか、その背景はどのようなことがあるのか

行わないことにより、どのような影響を周囲に与えることになるのか

をしっかりと理解させる必要があります。

 

そのうえで、

この行動を行う上での障害(ほかに行うべきこと)はないかを

確認し、優先順位をどのようにつける必要があるかを伝える

必要があります。

 

これまで、

部下が行わない、動かない3つ理由をお伝えしてきましたが

一番重要なことは、この3つの理由を

部下との対話を通して、把握する必要があります。

 

まぜ、明日お会いいたしましょう。

 

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